(~を)着る、履く、穿く、かぶる、着ける…など。
日本語では、何かを身に着ける際に使われる表現がたくさんあります。「(洋服を)着る」、「(靴を)履く」、「(ズボンを)穿く」、「(ネックレスや時計を)着ける」、「(帽子を)かぶる」、「(薬を)塗る」など、まだ他にもありそうですね。
ですが、英語ではこれらすべての行為を put on で言い表すことができます。
例文で具体的な使い方を見てみましょう。
Put a sweater on underneath that jacket. It’s colder than you think.
ジャケットの下にセーターを着なさい。外は思ってるよりも寒いですよ。
I hate it when women put on make-up in the train.
女性が電車の中で化粧をしている姿を見るのは嫌だ。
I’ve gained so much weight I can’t put these jeans on anymore.
体重がすごく増えたせいで、このジーンズがもう穿けない。
Do you have the time? I forgot to put my watch on this morning.
今何時か分かる?今朝、時計を着けてくるのを忘れちゃってね。
As soon as I put the glasses on, I was able to see clearly without straining and my headache disappeared.
眼鏡をかけた途端、眼を細めなくてもよく見えるようになって、頭痛もなくなった。
put on の対義表現を紹介します。
日本語では「着る・着ける」に対して、「(洋服や靴や帽子)脱ぐ」、「(ネックレスや時計)をはずす」と言いますね。
英語では、これらすべての行為を take off で表すことができます。
put on と take off はペアで覚えておくと便利な表現です。
また、「着る」という意味の動詞 wear と put on を混乱して使っている例を良く見かけますが、この2つには大きな違いがあります。
put on は身に着ける「行為」を指す表現で、wear は身に着けている「状態」を表します。この違いに注意して正しく使い分けましょう。
The shoes will become easier to put on after you wear them for a few days.
その靴は、2~3日履いていると、履きやすくなってくるだろう。